ーベネッセ・リクルート出身社員が語る、ファインディのマーケティングの魅力とは?
インタビュイー
寺田 響さん
新卒でベネッセホールディングスに入社し、8年半にわたりマーケティング/新規事業/営業企画に従事したのち、リクルートグループにてビッグデータや機械学習を扱う部門に所属。その後、AIスタートアップへ1人目社員としてジョインし、AI開発プロジェクトのPjMやコンサルティング業務に携わる。2022年10月にファインディへ入社し、現在に至る。
「退路を断って0から1を生み出したい」ベネッセ、リクルートを経て、1人目社員としてスタートアップに入社
― まずは、寺田さんがファインディにご入社される前のご経歴について教えてください。
寺田 ファインディが4社目になります。
1社目は、新卒で株式会社ベネッセコーポレーションに入社をし、国内教育事業に6年間、介護・保育事業に2年間の計8年間を過ごしました。ベネッセでは、新規サービスの立ち上げや、営業企画、マーケティングと幅広い職種を経験しました。
そして、2社目に株式会社リクルートテクノロジーズ(現:株式会社リクルート)に入社をし、リクルートの各グループ会社が保有する、いわゆるビッグデータを横断的に活用したマネタイズ施策の企画や開発を行なっていました。
ベネッセ、リクルートと組織規模の大きな会社を経験した上で、3社目はAIスタートアップにほぼ1人目社員として入社をしています。AIスタートアップでは、コンサルタント兼PdMのようなポジションで、国内大手企業様のDX推進プロジェクトを支援する業務を約4年半ほど担当、社員数が50名ほどに成長したタイミングで転職を決意し、ファインディにジョインをしています。
― 大企業から1人目社員としてスタートアップへの転職。この意思決定はどのような背景から成されたのですか?
寺田
大手企業でのキャリアを積む過程で、大規模案件から、ごく少数のメンバーで動かす新規事業の立ち上げ案件まで、幅広く経験をさせてもらいました。
両面を経験してきた中で振り返ると、自分自身の性格として「少数精鋭で機動力高く、自分達がやりたいことを全部やっていく」進め方がフィットしていると感じたんですよね。最近は、大手企業が社内スタートアップを立ち上げ、新規事業に取り組むことも増えてきていて、素晴らしい流れだと感じる一方、個人としてはリソースも安定もない中で、退路を断って0から1を作るチャレンジがしたいという思いが強くなっていったんですよね。
加えて、もしスタートアップにジョインして失敗したとしても、そこで得た経験を生かして再度大手企業でチャレンジをするという機会も、以前と比較すれば増えているので「なんとでもなる」と思い、飛び込む意思決定をしました。
「良い人を採用して良い組織を作る」のではなく「良い組織を作るから良い人が集まる」世界を作りたい
ー 1人目社員として入社をされたスタートアップから、ファインディへの転職。そもそも転職を考えられたきっかけはなんだったのですか?
寺田 「自分が愛せるプロダクトを作って、大きくしたい」という思いが芽生えたことが、転職を考えたきっかけです。前職では、お客様の課題に対して、コンサルティングや受託開発というソリューションを提供していました。
それ自体は価値のあるものですし、不満はもちろんなかったのですが、年齢を重ねるにつれ、自ら作ったプロダクトを世の中の多くの方が使うことで、幸せになる世界を見てみたいと思うようになりました。
― ファインディを選ばれた理由はなんですか?
寺田 自分のWillとCanが合致した会社が、ファインディでした。
Willとしては、ベネッセ、リクルートと歩んできたキャリアということもあり、人の人生に関わる大きな意思決定や、組織の課題解決に携われるHR系の仕事がしたいと思っていました。またCanとしては、データを活用してビジネスをグロースさせる業務に携わってきた経験や、故にエンジニアと関わって業務を進めることが多かったことから、豊富なデータを活用してビジネスの立ち上げを模索していたり、エンジニアリング領域で勝負している会社であれば、バリューを発揮できるのではないかと感じていました。
このようなWillとCanを掛け合わせた際に「ここだ!」という会社があまりなくて。その中でもファインディは、まさにエンジニアリング領域で活躍している会社ですし、データを活用した人材マッチング事業を基盤にしながら、Findy Team+を生み出し、開発組織の生産性可視化という課題にも向き合っていると知り、人と組織の両面に携われる、私にとってベストな環境だと感じ、決めました。
また、企業理念への共感も大きなポイントでした。代表の山田がよく話している「良い人を採用することで良い組織を作る」のではなく「良い組織を作るから良い人が集まる」という考えは、その通りだと感じています。優秀な人材を企業にマッチングするアプローチだけじゃなく、優秀な人材が自然と集まってくる組織づくりの支援も行っている点は、他社にはない強みだと思っています。
「ただリーチを広げるだけじゃ、エンジニアは振り向かない」グローバル市場を相手に、難易度の高いマーケティングに挑戦できる環境
― ファインディのマーケティング職だからこその面白さというと、何が挙げられますか?
寺田 ファインディのマーケティングって難しいんですよね。ToCマーケティングを例にとってご紹介すると、まずファインディのユーザー=エンジニアになります。ここからは私の主観も入りますが、エンジニアの方々は、自らサービスやプロダクトを作られているので、単純に広告費を投下して、リーチを増やして伸ばすというアプローチは通用せず、本質的に「いかにこのサービスやプロダクトが洗練されていて、エンジニアにとって面白く、かつエンジニアに寄り添ったものであるか」という点を追求していくことに尽きると思っています。
従って、マーケター単体ではなく、自社のセールスやエンジニアと一体となってそれらを伝えようという意識を持たないと振り向いてくれない。ここが難しさでもありつつ、面白さや成長機会だとも感じます。
難易度が高いが故に、例えば広告運用やCRMのような、単一の能力だけ優れていれば良いわけではなく、全体を俯瞰して、時には社内のエンジニアと連携しプロダクトの方向性についてディスカッションをしたり、サービス企画の方に染み出して行ったりと、幅を広げていく努力が必要になります。
このように、求められる能力は高いものがありますが、その分様々な機会が存在し、個人の能力も必然的に拡張すると考えています。これが、ファインディのマーケティングならではの面白さだと思っています。
― マーケターの方々の中には、いかに大きな市場で数多くのユーザーを動かし、インパクトを出せるかという点に面白さを感じる方も多いのではないかと思います。その点、ファインディが戦っている領域は、エンジニア市場という点で、相対的に狭いように感じますが、その点はいかがですか?
寺田 ファインディのビジネスは、日本国内のエンジニア市場に閉じず、グローバルに捉えているので、むしろ壮大な市場を相手にしている認識です。何故エンジニア市場をグローバルに捉えることができるのか。それは、エンジニアの言語が世界共通だからです。例えばファインディの場合、GitHubの解析を行い、その方のスキル偏差値を付与することができます。
これは日本国内に限定されるものではなく、世界に持ち出せる仕組みなんですよね。日本国内のエンジニアのみをターゲットにしたビジネスであれば、確かに狭いかもしれませんが、世界規模で市場を捉えると、いかに壮大な市場で戦えているか理解してもらえると思います。
実際に、ファインディではグローバル展開にも既に着手していますので、大きな市場を相手にしたいと考えている方にとってはむしろ最適な環境だと思っています。
自身の可能性を拡張したい、将来事業を立ち上げたいと考えている方には、是非お会いしたい
ーファインディで活躍されているマーケターの方々は、どのような志向をお持ちの方が多いですか?
寺田 広告運用等の専門分野のみを突き詰めるのではなく、マーケティング以外の面からも自身の可能性を広げていきたいという方が多いように思います。
ファインディは、事業を作る上でマーケティングは必須と考えている会社です。故に、マーケターの扱う金額や裁量も大きく、アサインも比較的柔軟な環境を用意しています。
もちろん、入社後の一定期間は修行が必要ですが、その後は自由度高く、チャレンジできる環境が存在している点は非常にポジティブだと感じます。
ー最後に、マーケティングポジションでどのような人と一緒に働きたいか教えてください。
寺田 広告運用やSEO、CRMや営業企画など、マーケティングの経験が豊富な方はもちろんですが、ど真ん中の経験はさほどなくとも、ファインディの事業に関わる業務を数年経験した方であれば、まずは是非お話しさせていただきたいです。
イメージですが、広告運用に自信はあるものの、他の領域にも自身の能力を広げていきたいと考えている方や、将来的に事業を立ち上げたいと考えている方にとっても、フィットする環境がご用意できるのではないかと思っています。
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